宮崎県綾町のガラス工芸作家で国の「現代の名工」に選ばれている黒木国昭さんの作品展が宮崎市で始まりました。

黒木国昭さんは、毎年、この時期に作品展を開いていて、今回は、吹きガラスの手法を応用して作ったグラスウォールアートをはじめ、花瓶や皿などおよそ230点が展示されています。

このうち、こちらの新作の花瓶は、絶滅の危機に瀕しているクマタカをモチーフにすることで、環境保全への希望を表現しています。

(黒木国昭さん)
「ガラス歴60年、現代の名工としては、世界とのつながりもね、つないでいくべきだと思います。」

また、今回の展示会には黒木さんの一番弟子である谷口榮さんの作品も展示されています。

黒木さんの作品展は、宮崎市の宮崎山形屋で今月7日まで開かれています。