気象庁は、2日午前11時、霧島山の新燃岳について噴火警戒レベルを入山規制にあたる「3」を維持したまま、警戒する範囲を4キロから3キロに縮小すると発表しました。

新燃岳では、先月30日に噴火警戒レベルが火口周辺規制の「2」から入山規制の「3」に引き上げられました。

こうした中、気象庁は、2日午前11時、新燃岳でさらなる火山活動の活発化は認められないとして、噴火警戒レベルの「3」を維持したまま、警戒する範囲を4キロから3キロに縮小すると発表しました。

これに伴い、一般道や登山道の立ち入り規制の範囲がおよそ3キロに縮小されます。

気象台によりますと、火山性地震は1日から確認されていないということです。

気象台は引き続き、おおむね3キロの範囲では大きな噴石などに警戒するよう呼びかけています。