トランプ政権による“25%関税”の発動を前に、ドイツの高級自動車メーカー、メルセデス・ベンツグループがアメリカで一部の車種の販売撤退を検討していると現地メディアが報じました。
ブルームバーグ通信によりますと、メルセデス・ベンツがアメリカでの販売取りやめを検討しているのは、4万3000ドル=日本円でおよそ640万円から販売しているGLAなど、ベンツの中では安い価格帯のエントリー・モデルです。
トランプ政権は3日から、輸入する自動車への25%の追加関税を徴収することにしていて、メルセデス・ベンツは増税分を顧客に転嫁できなければ、安い価格帯のモデルでは損失が出るおそれがあるということです。
ただ、トランプ政権がいまだ発表していない自動車関税の内容次第で、販売撤退を再検討する可能性があるということです。
自動車関税への対応をめぐっては、イタリアの高級車メーカー、フェラーリがアメリカで販売する車について最大で10%値上げする方針を明らかにしています。
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