高知市はりまや町と比島町をつなぐ「はりまや町一宮線」。4車線化の工事が進められてきた最後の区間が、1日から一般開放されています。

1日から一般開放されたのは、「高知市文化プラザかるぽーと」前から「はりまや橋小学校北側の交差点」までを結ぶ、長さ283メートル、幅24メートルの4車線幹線道路です。

JR高知駅周辺の都市整備の一環で進められてきた工事は、新堀川で希少生物の生息が確認されたことなどから、一時中断。さまざまな調査や協議を経て環境への配慮をした形で、2018年に工事が再開されていました。この区間の完成に伴い、「はりまや町一宮線」はおよそ22年の歳月をかけて事業がおおむね完了しました。

県都市計画課は、「渋滞の緩和や歩行者の安全確保が期待できる」としています。