経済同友会の櫻田代表幹事は急速に進んでいる円安について「日米の金利差だけでなく、日本の経済力と国力に起因するものが少しでもあるとすると大変心配」と懸念を示しました。
経済同友会 櫻田代表幹事
「円安のメリットデメリットを総合すると、やはりデメリットの方が多い。より心配なのは、この円安というのは単に日米の金利差、あるいは根本にあるアメリカのインフレーションに基づくものだけではなくて、日本の経済力と国力にもし起因するものが少しでもあるとすると大変それは心配」
この上で、櫻田代表幹事はイギリスのトラス政権が打ち出した経済対策をきっかけに、ポンドが急落したことを例にあげ、「同じことが絶対に日本に起きないという保証はないということを意識して為替を見なくてはいけない」と指摘しました。
一方、賃上げについては、物価高が進む中で「一定程度、補填する意味を含めて賃上げは必要」とし、その上で、賃上げの議論の中では例えば、3%の賃上げを行う場合、その企業がどれくらい生産性を上げなくてはいけないのか、という議論もあってはいいのではないか、と指摘しました。
また、特に円安で収益が上がった企業の賃上げについては「自らの企業で働いてくれている社員の価値をどう見ていくかということでベストを尽くされるべきと思う。還元できるところは還元すべき」と話しました。
注目の記事
「本当は命を失う場所ではなかった」津波にのまれた指定避難所…震災を知らない大学生が被災地で辿る“後悔と教訓”の15年

「私たち家族の楽しい思い出はすべて消え、苦しみや悲しみに変わった」娘を事故で失った小学校の元校長が訴える“命の尊さ” 修学旅行の引率中に「美果が交通事故で死んだ」と連絡が【第1話】

【「公立いじめ」との声も】授業料無償化先駆けた大阪のいま…公立高校の約4割が定員割れ『私立有利・公立不利』の状況は“負のスパイラル”生む懸念【教育アドバイザー・清水章弘さん解説】

“ながら運転”小学生男児トラックにはねられ2年経つ今も意識不明•生涯要介護も…適用されない『危険運転』両親訴え「罪が軽すぎるのではないか」

家族が死刑囚になったーー「殺人鬼の家族と呼ばれようとも」 残された両親と弟、過酷な現実の中で今も生き続ける

3・11午後2時46分発車の仙石線『命を救った判断』あの日の記憶胸に“ビーチサッカー”で目指す姿【東日本大震災15年】









