アメリカのトランプ大統領は、憲法で禁じられている3期目の大統領職を自らが目指すことについて、「多くの人が望んでいる」と話しました。

トランプ大統領
「我々にはまだ、あと4年近くの任期があり、それは長い時間だ。それにもかかわらず、多くの人が「もう一度、立候補すべきだ」と言っている。最も重要なのは、彼らが我々のやっている仕事を愛してくれているということだ」

トランプ大統領は30日、自らに対し、「大統領3期目を望む声が増えている」と繰り返し話しました。「どう考えても先が長いので、まだ3期目については話したくない」とも述べましたが、憲法が3期目を禁じていることには触れませんでした。

これに先立ち、NBCテレビの電話インタビューでは、3期目を目指すことについて「可能な方法はある」「冗談を言っているわけではない」と発言。バンス副大統領が2028年の大統領選に出馬し、勝利したうえで、トランプ氏に大統領職を譲る可能性について、「それは一つの方法だ」と述べていました。