中国の製造業の景気の良しあしを示す指数が、判断の節目となる「50」を上回りました。

中国の国家統計局によりますと、3月の製造業の景況感を示す指数である「製造業PMI」は50.5となりました。

2月より0.3ポイント上昇し、景気の良しあしを判断する節目の「50」を上回りました。50を上回るのは、2か月連続です。

3月に開かれた全国人民代表大会で、李強首相は設備の更新や消費財買い替えの支援策を強化する方針を示していて、こうした政府の経済対策に対する期待の高まりが背景にあります。