中国の国有銀行4行が、日本円で総額およそ10兆円の資本増強計画を発表しました。政府が特別国債を発行して調達した資金を充てるということです。
中国の国有銀行4行が30日、一斉に資本増強計画を発表しました。
中国銀行は、最大1650億元、建設銀行は最大1050億元の新規株式を発行し、中国の財政省が引き受けるということです。交通銀行は、最大1200億元、中国郵政貯蓄銀行は最大1300億元の新規株式を発行し、財政省や国有企業が引き受けるとしています。
今回の4行の増資額は、あわせて5200億元、日本円でおよそ10兆円に上ります。
中国政府は国有銀行の資本注入に充てるため、5000億元の特別国債を発行する方針を示していて、国債発行で調達した資金を活用するということです。
政府による公的資金注入の背景には、長引く不動産不況の影響で不良債権の処理に追われる中国の大手銀行を下支えする狙いがあります。
中国メディアによりますと、中国政府はアジア通貨危機が起きた翌年の1998年にも特別国債を発行し、資本注入を行いました。
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