今月(3月)23日に岡山市南区で発生した山林火災は、先週金曜日(28日)に鎮圧状態になりました。未だ鎮火には至っておらず、残り火などがないか確認作業が進められています。
きょう(31日)も続く、ヘリによる熱源の確認作業です。

(甲野良輔アナウンサー)
「消防隊が先ほど、ヘリから熱源が確認された場所に向かい、鎮火に向け作業が続きます」

おとといから消防隊員らが、水の入ったジェットシューターを背負って山に入り、ブロックごとに焼け跡を回っています。岡山市消防局によりますと、けさの時点でもヘリのサーモグラフィーでは、複数の場所から熱源が確認されているということです。
(近くに住む人)
「徹底的に調べてくれている。安心した生活に戻りたい」

火災の原因については、男性が、伐採した木をガスバーナーで燃やしていた際に燃え広がったとみられることが関係者への取材で分かっています。鎮火に向け地道な作業が続けられています。