岡山市南区で発生した山林火災の現場では、ヘリによって熱源が確認された地点を重点的に、残り火がないかなどを確認する作業が本格化しています。

(岡山市消防局 消防指令 青井純子さん)
「ご不安を払拭すべく、われわれ消防職団員、一日でも早く消火(鎮火)を目指して活動を実施してまいります」

現地の消防本部はきょう、ヘリのサーモグラフィによって熱源が複数の場所で確認されていることや、現在の活動内容などを明らかにしました。

きのう(29日)からは消防隊員らが水の入ったジェットシューターを背負って山に入り、ブロックごとに焼け跡を回っていて、

特に熱源が確認された地点を重点的に残る火種がないか確認しています。

火災があった周辺の地区では住民たちの日常がようやく戻りつつあります。

(近くに住む人)
「ようやく消防車(の活動)が落ち着いて、ゆっくり寝られるようになりました」「不安でしたね、ずっと目の前が燃えていたんで、とりあえず安心しましたね」

落ち着きを取り戻しつつある火災現場周辺ですが、完全な鎮火まで住民が消防の活動を見守る日々が続きます。