日南市では古くから伝わる民謡「シャンシャン馬道中唄」の全国大会が始まりました。

「シャンシャン馬道中唄」は、花婿が花嫁を馬に乗せ新婚旅行として鵜戸神宮にお参りをするという昔の風習をうたった民謡です。

29日は日南市文化センターで全国大会の予選が開かれ高年の部や熟年の部などに156人が出場。

声の伸びやリズムのメリハリなどが審査されました。今回の出場者の最高齢は日向市から出場した95歳の男性で自慢の喉を披露していました。

「シャンシャン馬道中唄」の全国大会は30日、鵜戸神宮に会場を移して決勝が行われます。

また、30日、鵜戸神宮では新婚の夫婦による「シャンシャン馬道中」の再現も行われることになっています。