3月22日、宮崎市の公園でコンクリート製の柵の一部が落下し、小学生の女の子が右足の小指を骨折した事故がありました。

宮崎市は今後、年に1回、市内すべての公園で柵全体の点検を行うことにしていて、28日、早速、点検が行われました。

3月22日、宮崎市の天神山公園で、小学生の女の子がコンクリート製の柵に触れたところ、柵の横棒が落下し、右足の小指を骨折するなどのけがをしました。

これを受けて宮崎市は、年に1回、市内すべての公園で柵全体の点検を行うことにしていて、28日は、早速、生目古墳群史跡公園で点検が行われました。

天神山公園の事故は、コンクリートを接続するモルタルの経年劣化が原因と見られていて、生目古墳群史跡公園でも、モルタルの経年劣化が3か所で見つかりました。

(宮崎市公園緑地課 矢野良昌課長)
「市民の皆様が公園に来て楽しく、安全に遊んでいただけるように、我々も公園施設について点検内容を強化しまして、安全な公園の管理に努めてまいりたい」

宮崎市が管理する公園はおよそ540か所あり、このうち、およそ30か所に天神山公園と同様のコンクリート製の柵があるということです。