米津龍一気象予報士:

あすのお天気ポイントはこちらです。

3月としては記録的な暑さとなりそうです。あすも暑いんです。

まず今夜からあすにかけてのお天気の様子を見ていきます。
現在雨が降っているのはこの低気圧、さらにそこからのびる前線による雨雲となっています。

これが次第に山梨の方に近づいてくる予想となっているんです。

低気圧は反時計回りに風が吹きますから、この暖かく湿った空気が特にぶつかりやすい場所が峡南、富士五湖となるんです。

この地域では明け方、土砂降りとなる時間がありそうです。

ただ、この低気圧や前線は足早に通過していく予想となっています。

その後の天気図がこちらですが、まず注目していただきたいのがきのうの朝の天気図とあすの朝の天気図です。
ぱっと見た感じ、低気圧の位置も北海道付近でさらに前線の位置もほとんど変わらない。さらにこの白い線=等圧線の向きも変わらないということです。

こちらは上空の暖かい空気=暖気を表したものとなっています。

晴れれば25℃前後の目安はきのう山梨県にギリギリかかるかどうかのレベルだったんですが、あすはさらに北上して東北方面まで入り込む予想です。

山梨県はしっかり覆われています。つまり、あすはもっと暖かくなるということなんです。

予想最高気温をご覧ください。気温が上がりそうなのが、大月で28℃は6月下旬並みの気温。3月としては歴代2番目の気温となります。
河口湖や大泉は一見して低く見えるんですが、ここまで上がれば3月歴代1位を更新するんです。
南部は27℃としていますが、もしかするとこれよりもさらに気温が上がって30℃に迫る暑さの可能性もあるんじゃないかと見ています。
<続きは動画をご覧ください>