ポーランドでウクライナからの避難者を支援するボランティアに従事

そんな状況でも、夢に向かって進み続けた森根さん。大学2年生の時にはウクライナ避難民を支援するため、渡欧。ポーランドでボランティア活動に従事した。

去年8月には、英語学習プログラム「Know the worldプロジェクト」に参加。米国・アトランタへ留学する機会も得た。

異文化を知り、視野を広げるきっかけとなった。

森根絹代さん:
「ボランティアなどに参加することで、同じ意思を持った仲間と出会うことができた。それは日本だけでなくて海外にもたくさんいて、同じ方向を見て頑張っている人がいることに嬉しいと思ったし刺激ももらった。仲間に出会えたことが一番の宝物」

米国留学で

卒業式の日。森根さんの同級生は…

「今日はお前が一番だ!」「お前が主役だ!」「一番頑張ってきたからね」

挑戦し続ける森根さんの姿に、同級生も多くの刺激をもらっていた。

森根さんの同級生:
「気が付いたら色んな挑戦していた。見ていてすごくかっこいいなと思ってました」「本当に尊敬します同級生ながら」

卒業の日 互いを祝福


4月からは県内の教育関連企業で働く森根さん。子どもたちが環境に左右されず学べる機会を作っていきたいと意気込む。

森根絹代さん:
「希望を捨てないこと。自分の可能性は絶対自分が一番信じる。周りが何と言おうと、やってやるんだという強い意志を持てたら何にでもなれるのかなと思います」

「将来的に自分の仕事が子どもたちに色んな経験をする機会を提供して、子どもたちの笑顔につながればと思って頑張ります」

自分を信じて可能性を諦めない。希望を胸に新たな一歩を踏み出した。