特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、宮崎県小林市野尻町のコンビニエンスストアの店員に警察から感謝状が贈られました。

小林警察署から感謝状が贈られたのは、セブン-イレブン野尻栗須店の店員の外園美喜さんと吉村展代さんの2人です。

このうち、外園さんは、3月16日、店に訪れた40代の女性客が5万円分の電子マネーを購入しようとしていたため理由を尋ねました。

すると、女性は「ファンクラブサイトに送金するため」と答えたため、外園さんはファンクラブへの送金としては、金額が多すぎると詐欺を疑い、店舗責任者の吉村さんとともに女性に説明したり、警察に通報したりして被害を未然に防ぎました。

(セブン-イレブン野尻栗須店 吉村展代さん)
「初めてのことだったが(詐欺被害を)防げてよかった」

(セブン-イレブン野尻栗須店 外園美喜さん)
「通報しないといけないときには話し合いをしてから、これからも、そういう方(被害者)が1人でも減るようにと思う」