岡山県南部で発生している山林火災。県内では過去最大の焼損面積となり、生活への影響も長引いています。

岡山市南区に開設されている避難所の近くでは、きのう(26日)夜からけさ(27日)にかけて火の勢いは比較的落ち着いたとみられ、煙の量は少なく見えます。

今月23日に岡山県南部で発生した山林火災は焼損面積が約559ヘクタールとなり、記録が残る1965年以降、県内最大の規模になりました。生活への影響も長引く中、子どもたちの居場所を作ろうという動きも出てきています。火災現場の近くでは月曜日から保育施設が休園になっていましたが、きょう、少し離れた別の施設で園児の受け入れが始まりました。休園になっている施設の職員も別の施設に移っています。(詳細はこの記事の後半に記載)

(保護者)
「大変な状況が思ったより長く続いているので、少しでも早くいつも通りの生活ができたらいいなと思っています」

岡山市の大森市長は会見で、「鎮圧の判断はあすの朝以降になる」と話しました。火災が長引く中、現場の対応も正念場を迎えています。

〇保育園、認定こども園
・小串保育園の園児(29人)は、七区保育園で受入れ
・甲浦認定こども園の園児(128人)は、灘崎認定こども園で受入れ
※住所によって通園が困難な方に向けては、一時保育ができる施設を紹介

〇児童クラブ
・小串小学校いるかクラブの児童(20人)は、米崎公会堂で受入れるが、林野火災の状況によっては、福島小学校(体育館)で受入れ
・甲浦小学校児童クラブの児童(65人)は、福島小学校(体育館)で受入れ

【保育園・認定こども園について】
幼保運営課 086‐803-1225
【放課後児童クラブについて】
地域子育て支援課 086‐803-1589