宮崎県延岡市で4月に開かれる今山大師祭を前に、26日、弘法大師像を洗い清める恒例の「大沐浴」がありました。

「大沐浴」は、九州三大春祭りの一つ、延岡今山大師祭を前に、弘法大師像の汚れを洗い流し、祭りの無事を祈ろうと、毎年、この時期に行われています。

26日は、法要のあと、今山大師慶賛会のメンバーなどおよそ30人が、ブラシなどを使って、高さ17メートルの大師像を丁寧に洗いました。

(今山大師 野中玄雄住職)
「自然災害がいろいろと続いているが、自然災害が遠のく祭りとして、みなさんとともにお祈りする。お互いの幸せを祈り合う、心豊かなにぎわいの祭りとなることを念願している」

今山大師祭は、4月18日から3日間にわたって開かれ、最終日には祭りのメインとなる市中パレードが行われます。