サッカーJ2・北海道コンサドーレ札幌はフロントの新体制を発表し、26年間在籍した三上大勝代表取締役GMの退任を明らかにしました。
コンサドーレ 石水創 社長
「これから生まれ変わる。新しいことにチャレンジする中で、私の意志で今回の人事を決断した」

コンサドーレの石水創社長は25日に会見を開き、三上大勝GMが退任することを発表しました。

北海道室蘭市出身の三上GMは1999年に入社し、強化担当などを歴任。
2022年からは代表取締役GMとしてクラブの『社長業』を兼任していました。

今年1月の石水社長就任以降は、2人が代表権を持つ経営体制をとっていましたが、わずか2か月での方針転換となりました。
コンサドーレ 石水創 社長
「やはり強化の部分で“ブラックボックス化”していた。三上さんの経験や実績に頼っていたので、クラブの資産として残りづらかった」

コンサドーレ 三上大勝 GM
「石水社長から誠心誠意、話をうそ偽りなくいただき、僕自身も納得した形で、卒業するべきだなと判断させていただきました」
石水社長は『組織のスリム化』を掲げていて、三上GMのほか、常勤取締役2人の退任も合わせて発表しています。