石破総理は公明党の斉藤代表と会談し、新年度予算案が成立した後に強力な物価高対策を打ち出す考えを伝えました。

石破総理と公明党の斉藤代表はきょう、総理官邸でおよそ1時間にわたり会談しました。

終了後、斉藤氏は石破総理からコメの価格の高止まりなどに対応するため、強力な物価高対策を打ち出す考えを伝えられたと明らかにしました。

公明党 斉藤鉄夫 代表
「物価高です。強力な物価高対策を打ち出そうと。来年度予算案が成立すれば、まさに間を置かずに物価高対策を打ち出していかなきゃいけないという趣旨だと私は理解しました」

また、与野党が今月中に結論を出すことにしている「企業・団体献金」の扱いをめぐり、公明・国民民主両党がまとめた規制を強化する案についても意見を交わしました。

総理は、斉藤氏に公明・国民両党の案を「受け入れるのは非常に厳しい」と難色を示した上で、「歩み寄れるのかしっかり議論したい」と話したということです。