春の選抜高校野球大会は大会9日目の25日、準々決勝4試合が行われます。
花巻東は第1試合で前回優勝の群馬の健大高崎と対戦します。
これまでの試合を振り返りながら両チームの戦力を紹介します。
3年ぶり5回目の出場となる花巻東は伝統の機動力に加えて、打線に厚みを増しています。
初戦ではその打線の軸となる主砲の古城大翔がけがで欠場するも14安打10得点の猛攻で米子松蔭に10対2で快勝しました。
2回戦の二松学舎大付属戦では、けがから復帰した古城が4番で出場。
注目の第1打席…センター前ヒットを放ちます。
さらに3回のチャンスでは…レフトへの犠牲フライで先制点に貢献します。
好調な打線に加え、守りでは伸びのあるストレートと多彩な変化球が武器の右腕・金野快、緩急を生かした投球の左腕・萬谷堅心の継投で相手打線の反撃を封じました。
花巻東の準々決勝の対戦相手は前回王者で史上4校目の春連覇を狙う健大高崎です。投手陣の軸となるのは今大会注目の最速158キロ右腕・石垣元気。
敦賀気比戦では9回2アウトから登板!150キロ台を連発し最後の打者を封じました。
また、健大高崎は初戦で明徳義塾を延長戦の末、3対1で下すと2回戦では敦賀気比に4対3で勝利。
いずれも強豪との接戦を制する勝負強さが光ります。
花巻東の好調な打線が健大高崎の好投手を打ち崩せるか。準々決勝はあす午前8時半開始予定です。