県議会の重鎮と共にワンヘルスを推進

服部氏が「ある方」と表現するのが世界獣医師会の次期会長で、福岡県議会の重鎮・蔵内勇夫氏です。

服部氏はこのワンヘルスを蔵内氏と共に中心となって推進し、議会と良好な関係を維持してきました。

蔵内勇夫 県議
「非の打ち所のない服部知事と違って、非の打ち所の多い蔵内でございます。いま服部知事、ワンヘルスばっかし私のいうことでやっとる、とんでもない」

しかし、自民党福岡県連の幹部は次のように指摘します。

「ワンヘルスの理念は良いが、明らかにやり過ぎだ」

新人候補が批判した問題は、ワンヘルスだけではありません。

県の事業が絡む贈収賄事件も

知事選の告示前には、ケア・トランポリン教室への県の助成事業をめぐり、元県議が収賄の疑いで逮捕される事件も。

元県議は、議会で質問したり担当課長を呼び出したりして事業拡大を働きかけていたとされていますが、服部氏は24日、「県への圧力はなかった」という認識を改めて示しました。

服部誠太郎氏
「部局の方からも圧力といいますかね、そういう風なかたちでの話しというのはなかったという風には聞いています」