知事たちが協力して神楽の魅力を発信します。
神楽のユネスコ無形文化遺産登録に向け、宮崎県などを中心とした知事連合が発足しました。

24日は東京で「神楽継承・振興知事連合」の立ち上げ式が開かれました。

知事連合に参加しているのは全国24の道と県で、宮崎県が中心的な役割を担っています。

知事連合では、2028年の神楽のユネスコ無形文化遺産登録を目指して機運醸成や国への要望活動を行うことにしています。

(宮崎県 河野俊嗣知事)
「学術的、文化的価値のみならず、地域のコミュニティの核となっている地域のつながり極めて重要な地域の成り立ちの軸となっているものがこの神楽である。そういう認識のもとに、我々、知事が立ち上がったということでございます」

全国各地には4000を超える神楽があり、すでにユネスコ無形文化遺産として、岩手県の「早池峰神楽」や島根県の「佐陀神能」が登録されていますが、知事連合は、国が重要無形民俗文化財として指定する40の神楽の一括登録を目指していくということです。