「プレミアムカー」とも呼ばれる中古スポーツカーの事故をめぐるトラブルに注目します。
近年、こうした車が事故に遭い、被害者と加害者側との間で訴訟などに発展する事例が全国で相次いでいます。なぜトラブルになるのか。その理由を取材しました。

30年前に生産されたスカイラインGT-Rが事故で廃車に


大きくひずんだ車体に、粉々になった窓ガラス。

この車は、およそ30年前に生産されたスカイラインGT-R。去年9月、宮崎市で追突事故に遭い廃車となった。


(被害者の男性)
「車がひどい状態になっているのが目に飛び込んできて、言葉が出ない、本当にショックで呆然としていた記憶があります」

2年前に7年のローンを組んで車を購入


男性は、幼少の頃からこの車種に憧れ、およそ2年前に7年のローンを組んで購入し、長年の夢を叶えた。


(被害者の男性)
「その車のために仕事をしてるって言えるくらい本当に大事な大事な車でしたし、世界中で人気がある車なので、世界中の人とつながりができたり、そういった人とのつながりはかなり大きくなった」


事故を報告した男性のSNSには、海外からも励ましのコメントが寄せられている。

(インスタへの投稿)
「とてもとても悲しい。あなたの車や写真が大好きでした。お大事に。ポーランドより」