2025年1月から2月末までの岩手県内の労働災害による負傷者の数は194人で、亡くなった人はいませんでした。

岩手労働局によりますと、2025年1月から2月末までに県内で発生した4日以上の休業を伴う労働災害の負傷者の数は速報値で194人でした。
2024年の同じ時期を51人上回りました。死者はいませんでした。
このうち状況別で最も多い「転倒」が39人上回って93人と、全体のおよそ半分を占めているのが主な要因です。
特に季節特有の積雪や凍結による転倒が2024年の同じ時期の26人から64人と2.5倍増えています。

このため岩手労働局は引き続き、転倒災害の防止対策を重点的に取り組むこととしています。