石川県輪島市門前町に春の訪れを告げる「雪割草まつり」が22日、2年ぶりに総持寺通りで開催されました。

輪島市門前町の雪割草まつりは去年、地震のため規模を縮小して体育館で行われましたが、今年は2年ぶりに総持寺通りを歩行者天国にして開かれました。

輪島市門前町は、雪解けの時期に合わせて可憐な花を咲かせる雪割草の群生地として知られていますが、地震で遊歩道が大きな被害を受け、雪割草の見物が難しくなっています。

22日は色とりどりの花を咲かせた雪割草の展示や販売会が行われ、大勢の人が写真に収めたり、雪割草を買い求めたりしていました。

静岡からボランティアに訪れた女性
「雪割草は初めて見ました。名前は聞いた事あるんですけど」
Q.良いお土産になった?「はい。母も花が大好きなんで喜ぶと思います」

地元の人
「ほっとします。咲いてるとうれしくなりますよ」

総持寺通りには仮設商店街をはじめおよそ30の店やボランティアによる子供たちの遊び場が並び、公費解体が進んだ商店街に久しぶりの笑顔があふれていました。