石破総理が新人議員に配った10万円分の商品券の問題で、津島淳衆議院議員は、「記録も記憶もない」と説明しました。

津島淳議員は、2012年の衆院選で初当選しています。

当時、滋賀県1区で初当選した大岡敏孝議員は安倍元総理との官邸での会食で、「商品券的なものを受け取った」と明らかにしました。

津島議員は「安倍元総理との私的な会食に1回出席したことはあるが、金券を受け取ったことはない」としています。

<津島淳議員の会見ほぼ全文>大岡議員が金券を受け取ったと話したことを受けて、(津島事務所では)記録は事務所も含めてない。

自分自身の記憶をたどってみても、そういう場面があったという記憶はありません。どの時期を大岡さんが言っているのか定かではないので、断定はできないのですが、現状、明確に答えられる材料を持ち合わせていない。

確認しようがない。額が額ですから、印象に残るのが当然。自分の中で記憶に残っていないので、なかったのではないかと思っています。それを証明する術がないのが実態であります。

(安倍元総理が)1期生を順番に呼んだ記憶はありますが、そこで何かをもらった記憶はない。少なくとも金券はなかった。

安倍元総理との会食には参加したか?1回あります。(時期は)答えを控えます。調べないと分かりませんので。1期生が集まった会食で、私的なものでした。

場所は総理公邸ではなかった。きわめて私的な形で行った記憶はあります。

歴代の総理から金券・商品券を受け取ったことは?ないです。

安倍元総理との私的な会食があった記憶はある。日付については調べてみないと定かではないのですが、歴代の政権でも受け取ったことがあるかというと、ないと申し上げた。

私自身も過去、金券をいただいたことが記憶にあるかというと、正直に言ってないことを明確に申し上げたい。

政治活動の一環ではないということで、当然、政治活動に関わることであれば、収支報告書に記載するために記録を残す。

過去の記録を見てもそういうこともない。事務所に確認しても、事務所に持参されたことはなかった。そういういった事実関係、できうる範囲で確認したところで、過去においてなかったと申し上げている。