21日長崎県南島原市の市道で、40代の男性が走行中の軽トラックの荷台から転落し重体となっています。男性は、上り坂で車の後輪が空回りするのを抑えるため荷台に乗っていたとみられています。

警察と消防によりますと、21日正午頃、長崎県南島原市口之津町の市道で61歳の会社員の男性が運転する軽トラックが上り勾配の道路を走行中、荷台に乗っていた43歳の会社員の男性が転落しました。

男性は意識不明の重体でドクターヘリで大村市内の病院に搬送されました。頭部骨折、脳挫傷などで重体の模様だということです。

2人は職場の同僚で荷台には仕事道具の機械類が載っており、前に重心がある軽トラックの後輪が上り坂で浮きあがり空回りするのを防ぐため、重石代わりに男性が荷台に乗っていたとみられるということです。警察は事故当時の状況など詳しく調べています。