昭和30年代以降の歴史をまとめた「盛岡市史」が24日に販売されるのを前に、関係者が21日、内舘茂市長に完成を報告しました。

来週販売になるのは、盛岡市史現代の「通史編」です。

市史編さん委員会の熊谷常正委員長が21日市役所を訪れ、内舘市長に完成品を引き渡しました。
通史編は上巻と下巻合わせておよそ700ページあり、昭和30年代から平成の終わりまで60年余りの歴史が収録されています。
盛岡の産業振興の歩みや都市計画の移り変わりなど分野ごとに整理されています。

(盛岡市史編さん委員会 熊谷常正委員長)
「ジャンルごとに章を立てていますので、自分の興味の持つところ、自分が関わった頑張ったところをスタートにお読みいただければ」
(内舘茂盛岡市長)
「それぞれに盛岡に対する思いってあると思うので、そういう思いで見てもらえれば」

盛岡市史現代については2024年資料編と写真編が販売されていて、今回通史編の完成により、5年間にわたる編さん事業が完了しました。

通史編は盛岡市役所本庁舎で24日から27日まで販売された後、4月1日からもりおか歴史文化館で取り扱われます。
価格は上・下巻セットで税込み6000円です。