宮崎県内では先月から完熟マンゴーの出荷が始まっています。
21日は関係者が宮崎神宮で安定的な出荷や販売を祈願しました。

県を代表する特産品、完熟マンゴー。

JAみやざき宮崎中央地区本部管内では、およそ25ヘクタールで95戸の農家が生産していて、先月から今シーズンの出荷が始まっています。

宮崎神宮で行われた祈願祭には、20日に収穫した完熟マンゴーが神前に供えられ、関係者が安定した出荷と販売を祈願しました。

JAみやざき宮崎中央地区本部によりますと、去年秋の気温が高かったこともあり、例年より20日ほど出荷が遅れているということですが、今年は特に糖度が高いマンゴーができているということです。

(JAみやざき宮崎中央地区本部マンゴー部会 横山洋一部会長)
「今年も本当においしいマンゴーができている。全国の皆さんに喜んでいただけるマンゴーができましたので、ぜひご賞味ください」

JAみやざき宮崎中央地区本部では、8月上旬までに県全体のおよそ4割を占める350トンの出荷を見込んでいます。

県産の完熟マンゴーの最高ブランドといえば「太陽のタマゴ」ですが、今シーズンは来月17日に販売が解禁されるということです。