本島中北部の東海岸を通るバス路線「77番」の区間短縮・減便に対応するため県が運行する臨時バスが、4月以降、無料だった運賃を有料にして継続することが決まりました。


名護市と那覇市を結ぶ県内最長の路線だった沖縄バスの77番は、運転手不足などを理由にことし1月から名護バスターミナルとうるま市の屋慶名バスターミナルを結ぶ区間に短縮され、減便されました。

この区間の最終便がおよそ2時間早まり、高校生などの課外活動に影響が出たため、県は応急措置として夜間の臨時バスを19日まで無料で運行していました。

この臨時バスの運行について県と関係市町村が話し合った結果、21日から4月18日までは無料の運行を継続し、それ以降の1年間は有料の運行に切り替え、夜間の移動手段を確保することが決まりました。

また、県によりますと名護と屋慶名を結ぶ路線の運行社は、21日以降、沖縄バスから琉球バスに変わるということです。

運行社が変わってもこのルートの通勤・通学定期券は引き続き使用することができるとしています。