岩手県は大船渡市の大規模山林火災で被災した住民を支援するため、約15億円を増額する2024年度補正予算案を発表しました。
19日に発表された2024年度13回目となる一般会計補正予算案の総額は15億500万円です。2月26日に発生した大船渡市の大規模山林火災に対応するもので、このうち応急仮設住宅の建設費用に約10億円を計上しています。
また、大船渡市が住宅が全壊するなどの被害を受けた世帯に支給する被災者生活再建支援金の補助に2000万円、被災した生徒らに教材の購入費や大学進学の一時金を給付する事業に2700万円が盛り込まれています。
補正予算案は開会中の岩手県議会2月定例会最終日の3月25日に追加提案されます。