◇《麻原彰晃こと松本松本智津夫元死刑囚の次男を“教祖”にする動きも》
元オウム真理教の最高幹部であり、後継団体『アレフ』に移るも、その後脱会した上祐史浩氏。現在『ひかりの輪』の代表である上祐氏は、いま『アレフ』内部では、松本元死刑囚の次男を教祖とする動きが強まっていると、話します。
ひかりの輪 代表(元オウム真理教 幹部) 上祐史浩氏
「(次男の)誕生日などに“復帰祈願の儀礼”を繰り返してきたと…。私が把握するところによると(アレフ内部が)分裂気味かもしれません」

一方、公安調査庁は『ひかりの輪』が、松本元死刑囚の影響を受けているとして、観察処分を適用し、監視しています。
ひかりの輪 代表(元オウム真理教 幹部) 上祐史浩氏
「『アレフ』時代から継続して約25年、被害者遺族の皆さんとの賠償契約を履行しており、今後も賠償と(オウムの)清算に努めてまいりたいと思います」
当時を知らない世代が増えるなか、地下鉄サリン事件から、3月20日で30年になります。