19日朝は、雷の音や「ひょう」や「あられ」が打ち付ける音に驚いた方も多いかもしれません。桜の開花予想が迫る中、関東各地で季節外れの“春の嵐”となりました。
東京「雨」予報からなぜ雪に? 積雪1センチを観測
井上貴博キャスター:
東京の雪は特に予想が難しいと言われています。

▼18日午後5時20分ごろ放送の天気予報
気象予報士 広瀬駿さん
「あす(19日)にかけて関東北部で大雪の心配があります。東京でも奥多摩方面は積雪に注意してください。東京都心で降るものは基本的に雨になるかなと」
▼18日午後6時30分ごろ放送の天気予報
気象予報士 広瀬駿さん
「関東北部は平地でも積もる可能性があります。あす(19日)朝は一時的に気温が下がり東京は基本的に雨がみぞれに変わる可能性」
井上キャスター:
その時々のデータを頭に入れて微妙にニュアンスを変えるため、言葉尻の変化を感じて少し悪い方向にデータが進んでいることを感じていただければと思います。
気象予報士 國本未華さん:
午後5時20分ごろ放送の天気予報と午後6時30分ごろ放送の天気予報の間にデータの更新があり、最新の情報を見ることができるのですが、その後の18日夜の間にも、予想がより悪い方向に変わっていき、都心も雪の可能性が徐々に高まっていました。

【東京 19日の天気の推移】(観測地点:東京・虎ノ門 速報値)
・午前7時5分 雷雨
・午前7時20分 ひょう
・午前7時25分 雨とあられ
・午前7時50分 雨
・午前8時 みぞれ
・午前8時10分 雪
・午前8時50分 みぞれ
・午前9時30分 雪
・午前10時 積雪1センチ
・午前10時40分 みぞれ
・午前11時 積雪1センチ
國本未華さん:
43年前にも実は似たようなことがあったのですが、それぐらいなかなか珍しい現象ではあります。暖かい空気が入らないと雷雨や雨雲が発達していきません。雷雨と雷が太平洋側で同居することはなかなか珍しいことでした。