この週末からは、広島市中区の予想最高気温が20℃を超える日が多く、ついこの前までの寒さから一転、桜が咲いた後の頃のような暖かさとなっています。最近は短い期間で気温変化が非常に大きくなっていますね。広島市中区の2月下旬からの気温変化をみていくと、気温のアップダウンを繰り返していることが分かります。

これだけ気温変化が大きいと、疲れが溜まっている方や体に不調を感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?今回は、気温変化が激しいことで起こる寒暖差疲労に関してご紹介します。

気象病の一つである寒暖差疲労とは、季節の変わり目や急激な気温の変化で自律神経が乱れて心身に疲労感が生じてしまう状態のことをいいます。短期間に気温変化が大きくなると、体が寒暖差に適応しようとします。そのため体温調節を担う自律神経が過剰に反応してしまい、疲労を感じやすくなってしまいます。特に気温差が7℃以上になると自律神経が過剰に反応しやすくなります。

寒暖差疲労への対策には、自律神経を整えることが重要です。急激な気温変化に体が対応できるよう日常的に自律神経を整えておくと、症状の発症を和らげることができます。まず基本的なことですが、生活リズムを整えることが重要です。質の良い睡眠を心がけましょう。寝る前のスマートフォンなどのデジタル機器の使用を控えることで、ぐっすりと眠れる環境を整えることができます。

また、食事にも気をつけたいポイントがあります。人参や大根などの根菜類やたんぱく質などの体を温める食材を意識して食べることがおすすめです。一方で、冷たい飲み物や体を冷やしてしまう食べ物を摂取しすぎると、寒暖差疲労の原因となってしまいます。また、日常的にビタミンやミネラルが不足している場合は、栄養機能食品や栄養ドリンクなどで補うこともおすすめです。季節の変わり目ということもあり寒暖差が大きい時期ですが、疲れが溜まりすぎないよう、普段の生活から意識できるといいですね。

引用元:健康サイト アリナミン製薬(寒暖差疲労とは?症状や原因、対策を知って季節に負けない健康な体を目指そう!)記事

https://alinamin-kenko.jp/navi/navi_kizi_temperature-difference-fatigue.html