2月、ドイツで行われた体操の種目別ワールドカップ・男子ゆかで銀メダルを獲得した岩手県滝沢市在住の南一輝選手が19日県庁を訪れ、大会の成績を報告しました。

県庁を訪れたのは南一輝選手と所属するエムズスポーツクラブの松村俊輔代表の2人です。
南選手は2月22日、ドイツのコトブスで行われた体操の種目別ワールドカップ・男子「ゆか」で13.666点をマークし銀メダルに輝きました。

南選手は「調子が戻らない中だったが銀メダルを獲得できたのはよかった」と大会を振り返ると八重樫幸治副知事は「ゆかのスペシャリストとしての本領を発揮し、日頃からの努力が実を結んだもの。世界選手権の出場を目指して頑張ってほしい」と激励しました。

(南一輝選手)
「金メダルを狙っていたので悔しい部分はあるんですけど、銀メダルを持って帰ってこられて、岩手県の方々に勇気や希望を与えられたかなと思います」

南選手は10月にインドネシアのジャカルタで行われる世界選手権の金メダル獲得を目標に、4月の代表選考会に臨みます。