卒業の春です。花巻市の富士大学できょう卒業式が行われ、2024年プロ野球のドラフト指名を受けた選手たちも旅立ちの日を迎えました。

花巻市文化会館で行われた富士大学の卒業式には150人あまりの卒業生が出席しました。
中には2024年のプロ野球ドラフト会議でソフトバンクから3位指名を受けた安德駿選手とロッテから育成3位の指名を受けた長島幸佑選手の姿も。

富士大学は去年、同一チームとして史上最多の6人の選手がドラフト指名を受ける快挙を成し遂げました。
19日はオリックス1位指名の麦谷祐介選手ら4人の選手が式を欠席しましたが、選手たちには学長特別表彰も贈られ、安德選手と長島選手が記念の盾を受け取りました。

式に参加した二人はプロとしての意気込みを語りました。

(安德駿選手)
「入学当初、こんなに(プロに)なるとは全然思っていなかった。与えられたポジションで獲れるタイトルは全部獲りたい」

(長島幸佑選手)
「まずは支配下登録、そこで一軍のマウンドに立つことが直近の目標で、全員に負けないように自分が一番になってやるという気持ちでいっぱいです」

式を終えた2人はともに鍛えあった野球部の仲間たちと卒業を祝い、プロとしての飛躍を誓いました。