大規模な山林火災により70棟以上の家屋が全壊した岩手県大船渡市で、応急仮設住宅の建設が始まりました。

19日は被害の大きかった綾里地区の高台にある旧綾里中学校のグラウンドで県職員と工事関係者がメジャーを使って仮設住宅を建てる位置を計測していました。
2月26日に発生した大船渡市の大規模山林火災では三陸町綾里と赤崎町で住宅102棟が被害を受け、このうち76棟が全壊となりました。
仮設住宅は木造長屋建てで2Kと3Kのタイプが旧綾里中学校グラウンドに30戸、旧蛸ノ浦小学校グラウンドに10戸が建てられる予定ですが、被災者の意向調査によっては戸数を変更することもあります。

仮設住宅は5月上旬の完成予定です。