18日は県内多くの公立小学校で卒業式が行われ、子どもたちが6年間の想い出が詰まった学び舎を巣立ちました。

沖縄市のコザ小学校では、24人が門出の日を迎えました。

式では保護者や在校生が見守るなか卒業生が1人ずつ登壇し卒業証書を受け取ると、両親への感謝の言葉を述べました。永川幸徳校長は「人生では失敗を経験するかもしれません。自分を信じ挑み続けることが大事です」とエールを贈りました。

▼コザ小学校 卒業生
「中学に行ったらバスケやっているんですけど、バスケを主に頑張って彼女作りたいです」

卒業生は思い出が詰まった学び舎に笑顔で別れを告げました。

全校児童9人の東村立高江小学校では、2年ぶりに卒業式が開かれました。双子の荘司七羽さんと連さんが、地域の人たちも見守る中、笑顔で花道をくぐりました。

▼高江小学校 荘司七羽さん
「人数が少ないなかで皆と協力しながら運動会や行事を盛り上げられた」
▼高江小学校 荘司連さん
「卒業は嬉しいです。と同時に、もうちょっとこの学校にいたかったです」

将来マンガ家を目指している七羽さんと、夢はサッカー選手だという連さん。

4月から東中学校に進学する2人は、きょうだい以外の同級生がいる学校生活に早くも胸を膨らませていました。