学生たちが旅立ちです。盛岡大学と盛岡大学短期大学部の卒業式が岩手県滝沢市で行われ、400人あまりの卒業生が門出を迎えました。

18日卒業を迎えたのは、盛岡大学の文学部と栄養科学部、短期大学部の合わせて448人です。
式では各学部の学科ごとに、代表者へ卒業証書と学位記が手渡されました。

高橋俊和学長は「逆境でも自分の軸を保つ前向きの思考で困難に対処する勇気を持って」と激励しました。
学生代表の吉川あす華さんは旅立ちへの決意を述べました。

(決意 吉川あす華さん)
「自分自身の指針だけで物事を選択するのではなく周囲の言葉や捉え方に目を向け何が最善か見極めていかなければなりません。だからこそ私たちは常に自分自身に求められているものと向き合い、対話を重ねより良い未来を切り開いていくことをここに誓います」
(来月から高校の教員に)
「教育実習の期間に生徒に寄り添うことに取り組んできたので、いざ現場に立っても生徒のことを第一に考えられるような先生になって働きたい」
(来月から公務員に)
「私は公務員になります。市民のために役立つ人になりたい
です。(公務員の種類は?)これ(警察官)」

卒業生たちは4月からの新生活に向けて、期待に胸を膨らませていました。