高知工科大学で卒業式が行われ、およそ580人の学生が、それぞれの未来へと巣立ちました。
高知工科大学ではコロナ禍の2021年から屋外で卒業式を行っていて、学生たちからも好評です。2025年も少し冷たい風が吹く中、広場で卒業式が行われ、卒業生たちは青空のもと、晴れやかな表情で式に臨んでいました。2025年の卒業生は学士、修士、博士後期課程あわせて582人で、コロナ禍に入学したため対面とオンラインの“ハイブリッド授業”で、学びを深めた世代でした。


(システム工学群 宮川隆誠さん)
「対面(授業)での交流を通じて直接的なコミュニケーションを重ねる中で、仲間との絆を深める一方、オンライン授業も取り入れることで柔軟な学びの形を経験しました。状況に応じた対応の中で、どの環境でも学び続ける意欲と適応力を養うことができたと感じています」
卒業生たちは、青春の思い出を胸に、それぞれの未来へと旅立ちました。高知県内では、3月21日(金)に高知県立大学で、24日(月)には高知大学で、卒業式が行われます。