土地取引の目安となる今年の「公示地価」が18日発表されました。49年連続で盛岡市大通が1位だった商業地は、新たに盛岡駅前通が1位となりました。

公示地価は国が1月1日現在の土地の価格をまとめたもので、岩手県内では25市町村の183地点で調査が行われました。
このうち125地点で調査が行われた住宅地の上昇率のトップは去年と同じ盛岡市永井で上昇率が9.0%、1平方メートルあたりの価格は7万6600円でした。
また商業地は1平方メートル当たり29万8000円で、盛岡駅前通の明治安田生命盛岡駅前ビルが1位となり、2024年まで49年連続で1位の盛岡市大通を抜きました。
一方で、沿岸や県北では地価の下落が続いています。

住宅地の下落率の上位は、一戸町高善寺と山田町船越のマイナス4.1%でした。