警視庁で警察署長らを集めた会議があり、迫田裕治警視総監が「匿名・流動型」犯罪グループの取り締まりや、参議院選挙への警備対策などを指示しました。

迫田裕治警視総監
「都民国民の平穏な生活を脅かす特殊詐欺、およびSNS型投資ロマンス詐欺や匿名・流動型犯罪グループによる凶悪犯罪など、新たな治安課題への対策にも猶予はなく、警視庁の真価が問われる1年となります」

きょう(17日)、警視庁本部で開かれたのは、警察署長などを集めた定例の会議です。

迫田警視総監は「匿名・流動型」犯罪グループ、いわゆる“トクリュウ”が強盗や、ロマンス詐欺、リフォーム詐欺といった様々な犯罪に関与し、治安対策上の重大な脅威だと指摘。押収した携帯電話の解析など突き上げ捜査の徹底で、犯罪ビジネスモデルが成り立たないようにすることが重要だと強調しました。

さらに今年の夏には都議会議員選挙や参議院選挙があることを踏まえ、選挙の自由と公正を保つため、違反行為の取り締まりと警備に向け、早くから情報収集に努めるよう指示しました。

また、単独でテロ事件を起こす、いわゆる“ローンオフェンダー”を専門的に捜査する部署が4月に発足することから、警察署が積極的に情報を集め、地域の住民と一体となったテロ対策を推進するよう呼びかけました。