2024年11月、飲酒運転で車いすに乗った高齢の男性をひき逃げし死亡させた飲食店経営の男に、裁判所は懲役3年の実刑判決を言い渡しました。



ひき逃げなどの罪で判決を受けたのは、山口市黒川の飲食店経営の男です。



判決によりますと、男は2024年11月10日未明、酒を飲んだ状態で乗用車を運転し、車いすに乗った高齢男性をはねて死亡させ、その場から逃げるなどしました。



17日、山口地裁で行われた判決公判で、安達拓裁判官は「自分の経営する飲食店でビールや焼酎を飲んだ後、事故を起こすことはないと安易に考えて引き起こした事故。摘発をおそれて逃走した後、自宅で過ごすという自己中心的な態度は厳しい非難を免れない」として懲役3年の実刑判決を言い渡しました。



求刑は懲役4年6か月でした。