岡山県教育委員会は真庭高校と笠岡工業高校について、生徒数が一定の基準を下回ったとして他の高校と統合する計画を発表しました。
岡山県教委が発表したアクションプランでは、真庭は勝山と、笠岡工業は笠岡、笠岡商業と統合し、両市内の県立高校を1校ずつにするとしています。
県教委が設けている基準では、1年生が100人を下回る状況が2年続けば再編の対象としていて、真庭と笠岡工業は昨年度と今年度、この基準にあてはまったということです。
県教委では、4月以降にプロジェクトチームを発足させ、再編の時期や、再編校の規模、設置場所などについて検討を始めることにしています。
(岡山県教育庁高校教育課 瀧川潤也さん)
「子どもの数が減っている中であっても地元の方から選ばれるような学校、持続可能な学校を作りたいと思っておりますので、今後とも丁寧に皆様のご意見を伺いながら検討を進めていきたい」
県教委は25日に笠岡市保健センターで、27日に真庭市の落合総合センターで住民向けの説明会を開くことにしています。