松本市の信州大学医学部附属病院に個室専用の「グランフロア」が完成しました。

病棟の老朽化に伴う改修工事の一環で建てられ、西病棟4階のエリアに12の個室が並びます。

花岡正幸(はなおか・まさゆき)病院長「こちらが『グランA』室になります。1室しかない特別室です」

最も広い54平方メートルの特別室は、シャワールームやミニキッチンなども完備していて、1泊およそ5万円と県内の病院では最高クラスだといいます。

花岡正幸病院長:「快適に安心できる空間で療養していただこうというコンセプト」

患者や家族の、「入院中も気兼ねなく過ごしたい」というニーズに応え新設された「グランフロア」。

ホテルを思わせる内装や設備に加え、すべての部屋で高速ネット回線が24時間利用できるなど従来の個室と比べて自由度が高く、利用者と関係者以外は立ち入りができないためプライバシーも確保されています。

花岡正幸病院長:「信大病院の1つの売りになると思うので、こちらに入ってもらってしっかり療養して病気を治していただきたい。今後ますますニーズとしては高まっていくのではと考えている」

グランフロアは、4月オープンする予定だということです。