米軍施設跡地に整備された、医療拠点の開所式典が開かれ、出席した林官房長官は「基地負担軽減の目に見える成果だ」と強調しました。



「沖縄健康医療拠点」は、米軍西普天間住宅地区跡地に琉球大学病院や研究施設を集約し高度医療の拡充などを図るもので、4月から本格運用が始まります。



16日、宜野湾市のホテルで開所式典が開かれ、林官房長官は米軍施設跡地を活用した医療拠点の整備について、「基地負担軽減の目に見える成果だ」と強調しました。

▼林官房長官
「広大な規模の跡地を利用した国内最先端の医療拠点の整備プロジェクトは、駐留軍用地の跡地利用のモデルケースとして期待されるものであります。政府としても、今後とも目に見える形で沖縄の基地負担軽減を実現できるよう全力を尽くしてまいります」

式典に先だち林官房長官は、宜野湾市の佐喜真市長と面談し、普天間基地の早期返還に取り組む考えを改めて示しました。