今月13日に長野市内で死んでいたオオタカから、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
県は野鳥の監視を強化し、鳥を飼育している人に注意を促すとともに、感染防止対策の徹底を呼びかけています。

県によりますとオオタカは今月13日に長野市内で死んでいるのが見つかり、県の家畜保健衛生所の簡易検査で鳥インフルエンザの陽性となりました。
検体を京都産業大学に送り、遺伝子検査を行ったところ、16日に高病原性鳥インフルエンザウイルスへの感染が確認されました。
環境省は、14日に、オオタカが死んでいた場所の半径10キロ以内を「野鳥監視重点区域」に指定していて、県は引き続き死んでいる野鳥の調査などを強化します。
また、鳥インフルエンザは感染した鳥との濃厚な接触など、特殊な場合を除いて通常は人には感染しないとして、冷静な行動を呼びかけています。