石破総理が自民党の当選1回の衆院議員に1人10万円相当の商品券を配っていた問題について、津島淳衆議院議員(青森1区選出)は「初心にかえって自民党、党勢を再び戻していくためにまずは来年度の予算をしっかりと通す。そのことに全力を掲げるべきだと思う」という考えを示しました。
津島議員は3月15日に青森県むつ市で開かれた自民党の大会に出席し、下記の通り述べました。
「自民党としても立て直さなければいけない。クリーンな政治制度を実現するんだと総裁選を行い解散総選挙になった。ルールを守ることを掲げられて石破総裁を先頭に戦った。
こういったことの中で10万円の商品券。いったいこれはどういうことだ。正直、私は唖然とした。そして多くの国民がクリーンな政治を掲げてきた石破さんがああいうことをすると愕然とした。がっかりした。
自民党員の中もようやく反転攻勢、党勢立て直しのためにきっかけを今つかもうとしている。そういう矢先ではなかったのか。そういうときに有権者・国民の皆さま、石破さんはどうしてしまったのだ、そういう状況になってしまった。
お金に対してクリーンと石破さんは掲げてきた。そして厳しい生活実感もあの人ならわかってくれる、そういう期待が国民の中にあった。10万円の額が国民にとってどれほど価値があるか。そういうことを今一度 石破総理には呼び起こし考えて欲しい。
いま一度初心にかえって自民党、党勢を再び戻していくためにまずは来年度の予算をしっかりと通す。そのことに全力を掲げるべきだと思う。切に願う」