石破総理は15日、地方視察のため長野県入りし、伊那市で開かれた会議で「地方で取り組んでいるいい点を面に広げていきたい」と述べました。

伊那市で開かれた「新地方創成会議」には石破総理のほか長野県の阿部知事や地元の市長など県内の関係者が出席しました。

会議では人口減少への対応も話題にのぼりました。

石破総理:
「なぜ長野県は男女比が崩れるのか、女性と男性の20代30代の比率が1対1.23(で女性が少ない)。女性が留まってくれる地方とはどういうものだと思いますか」
阿部知事:
「長野県は製造業のウエイトが高く、採用から男性の比率が高い。地方都市でも女性にとって楽しく、居心地がよい、そうした空間をもっと作っていくことが大切」

また、石破総理は伊那市が導入しているオンライン診療用の車両に乗り込むなど、説明を熱心に聞いていました。

石破総理は「地方創生では地方に良い取り組みがある。それぞれの良いところを面に広げて行きたい」と述べました。