サッカーJ3の松本山雅FCとAC長野パルセイロが対戦する「信州ダービー」が16日に行われます。それぞれの意地とプライドをかけた一戦です。

藤本主税(ふじもと・ちから)監督を迎えて今シーズンに臨むパルセイロ。

2月16日、敵地・宮崎で迎えたリーグ開幕戦を勝利で飾ると、ここまで4試合を終えて2勝2敗の9位につけ、まずまずのスタートを切りました。

藤本主税監督:「勇気を持って一つずつ、階段を上っていっているなって感触があるのが正直なところです」

信州ダービーを4日後に控えたこの日のトレーニングは、山雅対策ではなく、これまで積み上げてきている、パスワークのさらなる向上を図りました。
ダービーへ…気負い過ぎず、いつも通り「自然体」で臨みます。

藤本主税監督:「あくまでも38分の1なわけで。それ以上でも、それ以下でもない。過剰になり過ぎて、過緊張しても困るし、僕の中では(他の試合と)同じであるっていうことは変わりないです」

注目選手の一人が、パルセイロの攻撃の最前線を担うストライカーの伊藤恵亮(いとう・けいすけ)選手です。

ここまで全試合に出場していますが、無得点。
悩めるストライカーは、信州ダービーでゴールを奪い、復活のきっかけにしたいと意気込みます。

伊藤恵亮選手:「(試合に)使ってもらっている中で結果を残せてないので、次の試合が大事だと思うので、結果を残したいなと思ってます」